大仏寺・洋人街


【天意谷の歩き方】

天意谷は重慶市と四川省の省堺の四川省側にあります。

重慶市中心部からは80km程度、地図で見ると高速道路から近いのですが、高速道路を降りてから細い道を30〜40分程度走る必要がある為、片道2時間程度はみて頂いた方が安全です。

また、筆者が訪れた時点では公共交通機関は無く、地場旅行会社のツアーに参加するか、車をチャーターする必要がありました。

非常に大きなツアーセンター(右上写真)を建設中でしたので、2014年には恐らく立派な観光地に変貌を遂げているものと思います。


【天意谷】

天意谷は、カルスト大地が織り成す自然豊かな風景区です。

大小60以上の洞窟、120以上の滝があり、次々に変化する風景を楽しむことが出来ますが、最大の見所は最奥部にある洞窟滝で、宣伝文句によればアジア最大の洞窟滝とのことです(但し中国にはこの手の宣伝文句は多い為、真偽は不明)。

駐車場から暫く歩くと、左上写真のような風景区の入口が見えてきます。こちらの左手にあるチケットブースで入場券を購入します。
入場料は50元です(2013年10月時点)。

入口を抜けると、早速目の前に雄大な滝が見えてきます(右写真)。

更に進むと、岩の間から豪快に落ちる滝を見ることが出来ます。

尚、この滝は往路では左写真のようでしたが、復路では可也水量が少なかったので、降雨状況で頻繁に水位が変動するようです。

1時間ほど歩くと、メインの洞窟滝に到着します。

中国のこの手の宣伝文句は大抵が過剰なのですが、今回の滝は確かにアジア最大と言ってもおかしくないなと感じさせる規模でした。

復路は暫くは山道を進み、途中から往路を折り返すことになります。
尚、川を挟んで反対側にも遊歩道がありますので、帰りはそちらを歩いても面白いかもしれません。


【おまけ:中国の恐怖スポットシリーズ】

中国は、日本の安全基準に照らせば絶対に許可が下りないであろうと思われる場所をよく見かけますが、ここ天意谷にもありました。

左写真は洞窟滝のある洞窟の入口です。

洞窟の入口右側に何となく何かがあるのが見て取れるかと思います。

さて、これは何でしょうか。

拡大してみると、、、

中国はこのような強引なルート構築が目立ちます。




(2013年10月)