大仏寺・洋人街


【偏岩古鎮の歩き方】


偏岩古鎮は重慶市中心から北にある北碚区の山中に位置しています。

金刀峡の北門から5kmほど手前にありますので、金刀峡の観光とセットで訪れると良いかと思います。

尚、車でお越しの際は、専用の駐車場は無く古鎮に隣接して作られた新街の路面に駐車することになりますが、オン・シーズンの週末は大変に混雑し、筆者が訪れた際には車が駐車場に入るまでに30分以上を要しました。


【偏岩古鎮】

現在の偏岩古鎮周辺は合川・江北へ向かう際の経由地であったことから、康熙年間の頃には小さなお店が立ち並び始めていたと言われており、300年ほどの歴史があります。

またこの古鎮は紅鎮とも言われています。これは共産党の初期段階からこの村が活動拠点となっていたことに拠ります。

新街と古鎮の間には川がありますが、江南地方の古鎮とは異なり、川は非常に浅く、船などが行き来出来ない代わりに人々の憩いの場となtっています。

特に非常に暑い夏場は川の水に足を浸すレストランが軒を連ねており(左上写真)、独特の光景となっています。

但し、率直に言って食事のゴミをそのまま床に捨てる習慣のある方々なので、川の水は綺麗とは言い難いと感じました。

筆者は本来はゆっくり古鎮を回る予定でしたが、突然の土砂降りに見舞われてしまい、残念乍らメインストリートで食事をしたのみですので、次回機会があればゆっくりと訪れたいと思います。


(2014年8月)