【鰐魚中心の歩き方】
鰐(ワニ)は中国語では何故か後ろに「魚」が付いて「E Yu」と言います。
鰐魚中心(英語名:Crocodile Center)は重慶市中心部から空港へと向かう「機場高速」沿いにありますので、看板だけは目にされたことがある方も多いのではないかと思います。
筆者もいつかは行って見ようと思っていましたが、先日やっと訪れることが出来ました。
スマートフォンの地図ではバス停が表示されるのですが、筆者が訪れた際には周辺道路の工事もあってか、鰐魚中心の近くにバス停を見かけることは出来ませんでした。
従って地図でみて最も近かった地下鉄3号線金渝駅で下車してみたのですが、この駅の周辺にはバス停どころか車すら殆ど走っておらず、やむ無く再度地下鉄に乗車し、空港方向へ1駅の金童路駅で下車、そこからタクシーで向かいました。
チケットを購入したところで入場ゲートの係員に「ここから市中心部に戻るにはどうしたら良いのか」と聞いたのですが、「目の前にタクシーが通るよ」というものの、実際には空港へと向かう高速道路を走っているタクシーに空車などあるはずもなく、結局、帰りは相乗りで最も近くの地下鉄駅である金渝駅まで10元で乗りました。
という訳で、往路は兎も角、帰りは相乗り覚悟で行く必要があります。
【鰐魚中心】
鰐魚中心は、かつては動物園だったようで、鰐以外の動物も飼育されています。
入口を抜けると左上写真のような池に「鰐に注意」などと書かれているのですが、実際にはこれらの池に鰐は居ませんでした。
筆者が訪れたのが12月にだからでしょうか。
入口近くには、猿、カンガルーなどが展示されています。
その後、一番奥まで行くとやっと鰐が出てきました。矢張り寒いのか、室内の温熱灯の下に固まっています。
園内には、他にも魚類やカンガルーなども展示されていますが、全体をゆっくり回っても1時間あればお釣りが来るものと思います。
国家3A級観光地ということですが、かなりおまけの3Aです。往復の交通の弁も考えると、率直に言って敢えて訪れる必要は無い場所だと思います。
(2013年12月)
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